令和7年度 前中・前高同窓会総会・懇親会のお知らせ
本年の同窓会総会・懇親会のご案内をさせていただきます。
■日時:令和7年7月12日(土) |
前中・前高同窓会の会員の皆様方におかれましては、 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 令和7年度の前中・前高同窓会にて代表幹事を務めさせて頂くことになりました平成10年卒の大澤真人(おおさわまさと)と申します。宜しくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止を余儀なくされてから早数年が経過し、社会活動も以前の活気を取り戻しております。令和7年度の前中・前高同窓会も昨年に引き続きフルスペックで開催させていただくことができる喜びを噛み締めると同時に、これまで先輩方が繋いでこられた同窓会の襷を引き継ぐ重責に身が引き締まる思いです。 私自身、 過去数回に亘って出席させていただいておりましたが、いよいよ幹事学年が翌年に迫った今年度の同窓会においては従来と全く異なる心持ちで参加させていただきました。500名の諸先輩方が昔話に笑顔の花を咲かせ、全員での校歌斉唱で会場にあふれる愛校心とエネルギーに、改めて母校の素晴らしさを実感いたしました。
令和7年度総会後の記念講演会では、認定NPO法人日本都市計画家協会理事の臂徹氏による講演を予定しております。 同氏は、 東日本大震災を契機に岩手で復興計画策定やまちづくり会社設立に携わり、現在はその活動を全国に広げて日本各地の市街地再生に取り組まれています。 前橋で育った者として、 地域の活性化に向けて各々ができることについて考える機会となれば幸いです。
良き総会となるよう幹事学年一同力を尽くして参りますので、ぜひお越し頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
平成10年卒「前高10会」代表幹事 大澤真人
ー記念講演会ー
・講 師 臂 徹(ひじ とおる) 氏 (平成10年卒)
・講演題目:全国で官民連携まちづくりに携わる一介の都市計画家からみた、愛する郷土前橋のまちなかについて(仮)
小泉政権下での都市再生特措法施行を契機に中心市街地の姿は変化してきました。現在では「エリアリノベーション」という言葉に代表されるように、官民の連携により従来の商いと居住の空間から、多様な生活様式を受容する場に置き換わってきている事例も多く、我らが前橋はそのトップランナーと目されつつあります。全国10自治体でまちなか再生に携わる都市計画家として、自らの実践とそこから得た知見を報告すると共に、前橋の中心市街地の「今」を考察し、「これから」を考えてみたいと思います。
講師プロフィール
筑波大学大学院環境科学修士課程修了。大学院修了後、都市景観のデザインや計画づくりを手掛ける設計事務所に勤務。2011年3月、東日本大震災の発災を機に建設コンサルタント会社へ転職、祖母の生まれ故郷である岩手県への現地派遣を志願し、大槌町にて復興まちづくり計画の策定やまちづくり団体の立ち上げなどを手掛ける。被災各地域の計画策定を手掛ける中で、公民連携による地域独自のエリアマネジメントの仕組みづくりと運用手法が注目を集める。現在は岩手県大船渡市のほか、島根県隠岐の島町、愛媛県今治市など全国の自治体で公民連携によるまちづくりを支援するほか、複数の会社を経営し、都市・建築・景観・まちづくり・不動産に関する多様な役割を担う。