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伊勢崎佐波前中前高同窓会令和7年度定期総会が開催されました

令和7年6月21日、伊勢崎市プラザ・アリアで、伊勢崎佐波前中前高同窓会定期総会が開催されました。伊勢崎佐波同窓会では小暮清人会長(S49年卒)はじめ71名の多くの会員が集まり、本部同窓会から都丸会長(S44年卒)と大橋書記、学校から天野正明校長先生(S59年卒)が参加し、総勢74名で盛大に開催されました。

茂木政樹副幹事長(S59年卒)の進行により、中澤治副会長(S49年卒)の開会の挨拶で総会が始まりました。小暮会長のご挨拶では、今回は昨年より多くの会員に参加して頂いた。同窓会は2年後に大きな節目である150周年を迎える。準備委員会で記念事業を計画しているが、皆様の協力をお願いしたい。前高においては天野校長はじめグローバルな視点を持っているすばらしい指導者の下、前高生も世界へ飛び出していって欲しい。本同窓会の主目的は親睦であるので、楽しい会にしていきたいと述べられました。

中澤治副会長

小暮清人会長

 

都丸正樹同窓会長(S44年卒)の祝辞では、150周年事業の説明と寄附金のお願いがなされました。150年前は明治10年で西南戦争が勃発した年であり、150年の重みを感じる。150周年事業は蛟龍館や部室棟の設備を中心とする改修と記念誌、式典が大きな柱となる。寄附が集まらないと事業ができないので、寄附金と合わせて記念誌への広告もお願いしたい。前高同窓会は7つの支部があるが、今年は全ての支部の総会が開催される予定であり、既に各支部において活発な活動がなされている。併せて、同窓会年会費と桑の弓育英会への寄附のお願いがなされました。

都丸同窓会長

続いて小暮会長が議長となり、総会議事に移りました。令和6年度経過報告を梅田浩行幹事長(S51年卒)が提案、続いて令和6年度会計報告を長谷川純会計(S56年卒)が提案し、併せて武井幹夫会計監査(S50年卒)による監査報告が行われました。議長が採決に移ったところ、出席会員全員賛成で可決承認されました。その他の議事では、岡田弘美氏(S39年卒)から、この度自費出版された漫画「前橋中学物語」についての説明と購入についてのお願いがありました。本は多数の出席会員が購入し、会場での当日分は完売となりました。

梅田幹事長

長谷川会計

武井会計監査

岡田弘美氏

総会司会の茂木政樹氏

総会後、昭和36年卒業の小島謙一氏による記念講演会が行われました。演題は『21世紀の新しい学校モデル-サイエン スに特化した横浜サイエンスフロンティア中・高校について-』で、小島氏は現在横浜市立サイエンスフロンティア高校特別科学技術顧問、横浜市立大学・横浜創英大学名誉教授でいらっしゃいます。同校は、2009年に横浜港開港150周年を記念し、開学しました。

この横浜サイエンスフロンティア高校のユニークな点としては、①アドバイザー組織がユニークなこと②国研・大学・企業との密接な関係③ユニークなカリキュラム④日本だけでなく世界から見学に来訪⑤生徒が世界大会で活躍の5点を挙げていました。同校はサイエンスに特化した「トンガった」学校です。前高もSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けていますが、同校では生徒全員がSSHに係わっており、世界各国で開催される多様な科学関係の大会に多くの生徒が出場し、優秀な成績を修めているとのことです。生徒が国際大会に出場する上で、関係する企業からの大きな支援があるとのことです。小島講師は各県に一校くらいサイエンスに特化した中高一貫校を創るべきであり、そうしないと今後国際競争には勝てない。日本はサイエンスとテクノロジーに頼らなければ活路がない、また女性の研究者を増やしていかなければならないと語っていました。生徒に対する教育は現場の教員の熱意で決まるというお話しは大変印象に残りました。前高も現在、生徒が国際的な視野を持つことに熱心に取り組んでいますが、今回の講演はとても大きなヒントがあると感じました。

講師の小島謙一氏

講演会終了後会場を1階に移して懇親会が開催されました。片亀光副会長(S53年卒)の開会の辞、小暮会長の挨拶の後、天野正明校長先生(S59年卒)が祝辞を述べられました。高高との定期戦は昨年9年振りの勝利を収め、今年は高高でのアウェーでの勝利を目指す。勝てば平成3年以来34年振りの勝利となるので、母校への応援をお願いしたい。講師の話にあった通り前高もスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けており、本校の特色の柱となっている。現在生徒も勉学や部活で活躍しており、県内の進学校のトップの一つであることは揺るいでいないので安心して欲しい。

続いて伊勢崎市長臂泰雄氏(S46年卒)から、今後の伊勢崎のまちづくりにおいては市民の力を高めていきたい。皆様の助力をお願いしたい。これからも伊勢崎の優秀な若者を前高に送り、将来は地元に帰ってきて、地元のまちづくりに貢献して欲しいとのご挨拶がありました。

片亀副会長

天野校長

臂伊勢崎市長

ここで、前高現役の応援団長で伊勢崎出身の飯塚開成君の前高応援団演武が披露されました。応援団長の凜々しいリードの下、一同で校歌1番から4番を斉唱し、その後「いけいけ前橋!」連発で大いに盛り上がりました。

次に顧問で前会長の野田伸氏(S41年卒)の乾杯で懇親会がスタートしました。年代の近い会員がテーブルを囲み、和やかに懇親会が進行しました。楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、荻原宏之常任幹事(S55年卒)のリードで校歌1番と4番を再度一同で斉唱し、梅田浩行幹事長の締めでお開きとなりました。

野田顧問の乾杯の音頭

乾杯の様子

荻原常任幹事

校歌斉唱の様子

懇親会司会の内山副幹事長

今回の伊勢崎佐波同窓会総会には70名を超える卒業生が集合し、京浜同窓会に次いで県内では最も参加者の多い総会となりました。会員増強に向けての取り組みが奏功しているように感じました。伊勢崎佐波同窓会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

同窓会書記 大橋慶人(S53年卒)