【応援團OB会】結成90周年記念式典が開催されました
令和7年10月25日、群馬ロイヤルホテルにて「群馬県立前橋中・高等学校応援團結成90周年記念式典」が、40名近い参加者が集まり、開催されました。学校からは天野校長(昭和59卒)、同窓会からは反町会長(昭和48卒)と鈴木書記(平成6卒)が出席。ご来賓として硬式野球部OB会、太田高校・桐生高校・高崎高校それぞれの応援團OB会の方々も参加されました。
岩田徳之副会長(昭和54卒)の開式の言葉に始まり、中嶋秀幸会長(昭和51卒)の挨拶ののち、学校側に90周年記念品として大団旗・大太鼓・腕章が贈呈されました。
大団旗は昭和53年の選抜甲子園出場の際に制作されたもので、50年近くにわたり、応援團のシンボルとしての役割を担ってきましたが、痛みも激しくなり、作り直すことが喫緊の課題となっておりました。そこで、応援團OB会が中心となって募金活動を進め、この度見事新しい大団旗を制作することができました。制作にあたっては、今までの大団旗の制作時の色を調べたり、文字を忠実に再現したりするなど、今までのものの制作時の状態を再現する細心の注意と努力が払われたそうです。また、合わせて大太鼓・腕章も作成し、学校側に寄贈されました。のちに、参加者で大団旗を囲んで記念撮影を行いました。
寄贈の時には、現役の応援団員も参加し、その後真新しい大太鼓を力強く叩き、校歌・応援歌・凱旋歌の演舞を披露してくれました。
そして塚田元樹元会長(昭和48卒、同窓会副会長)による乾杯ののち、来賓の天野校長・反町同窓会長・前橋高校硬式野球部OB会の駒木保夫会長(昭和51卒)・四校応援団OB協力会の野本智久会長(太田高校OB会)から、それぞれの立場から応援團のエピソードなどを交えた祝辞をいただきました。
当初予定にはなかったのですが、定期戦の元祖Vカット男として森崇宣氏(昭和57卒)からのスピーチも行われました
歓談の後、4校のエールの交換が行われ、そして、岸川知己氏(平成17卒)のリードで校歌を歌い、荻原宏之幹事長(昭和55卒)の閉式の言葉でお開きになりました。
今回の式典で配布された冊子は、式典の式次第や応援團の発足に関する考察の文章、そして数えきれないほどの数の写真が掲載されています。表紙に書かれている「鎧袖一触」という文字は、現役の応援團長が着ている学ランの背中にある刺繍を写真に撮って掲載したものですし、裏表紙も応援團の看板から作成したものということで、作ったみなさんの情熱が伝わる冊子となっております。
また、今回の式典は、司会は平形隆正氏(昭和61卒)が務めましたが、当初は井上康弘副会長(昭和53卒)の予定でした。しかし、井上氏は10月16日にご逝去されました。参加者全員で黙祷を捧げました。会場には写真が飾られ、魂はきっと会場にいらしていたでしょう。
報告:書記鈴木

岩田副会長による開式の言葉

中嶋会長の挨拶

中嶋会長から天野校長へ、大団旗の寄贈。太鼓・腕章も寄贈されました。

現役応援團による演舞。左の太鼓が、今回寄贈されたもの。

塚田前会長による乾杯

新しい大団旗

天野校長の挨拶

反町会長の挨拶

駒木硬式野球部OB会長の挨拶

四校応援団OB協力会野本会長(太田高校OB会)の挨拶

OBの林氏による料理で使っているお肉の説明。ご子息が現役団員。

元祖Vカット男のスピーチ

エールの交換

エールの交換

校歌をリードする岸川氏

荻原幹事長の閉式の言葉

配布された冊子


