前橋市役所前高会は、令和3年4月に入職した3人の新規採用職員を含む、山本会長以下181人の会員で構成されており、このうち9人が幹事会を組織し会の運営等に携わっています。

本会の活動としましては、会員の親睦を目的とした総会や母校の支援などを行っていますが、令和3年度は、8月には緊急事態宣言が出されるなど、新型コロナウイルス感染症による影響が続く中、恒例となっている総会の開催は2年連続で見送ることとなりました。

総会に代わる事業として、母校や現役生のお役に立てるものを幹事一同で検討し、令和2年度に続いて、学校へ寄付を贈ることにしました。学校側に相談をさせていただいたところ、実は特別教室にエアコンが設置されていないことを知り、それはさぞかし大変だろうということで、夏場の授業や学習活動を快適に取り組んでもらえるよう、大型扇風機を16台、寄贈させていただきました。
8月に納品となった扇風機はパワーがあり、現役生や先生方にいくらかでも涼しさを感じていただけたのではないでしょうか。連絡調整にご尽力いただいた学校関係者皆様には大変お世話になりました。この紙面をお借りし、厚くお礼申し上げます。

また、寄付に関して学校とやり取りをする中で、校長先生などから学校付近の歩道の冠水やカーブミラー等の課題をお聞きし、関係部署に伝えて対応させていただいたことで、市役所ならではのお手伝いができたものと思います。

ワクチン接種は進んでいるものの、今後の新型コロナの状況は見通せませんが、2年続けて行った寄付を契機に、今後とも県立前橋高校の活動に対する支援を続けていきたいと考えています。

（昭和58年卒　吉澤輝男）