【京浜同窓会】前中・前高京浜同窓会令和8年度定期総会が開催されました
令和8年6月13日(土)、品川プリンスホテルメインタワー17階オパール17で、前中・前高京浜同窓会定期総会が開催されました。京浜同窓会では、今井敏会長(S49年卒)はじめ100名近い会員が集まりました。本部同窓会から反町敦会長(S48年卒)、都丸正樹顧問(前会長S44年卒)腰高博副会長(S54年卒)と大橋書記(S53年卒)、学校から西村琢巳校長先生が参加しました。
藤井信秋氏(S49年卒)の進行で総会が始まり、今井会長のご挨拶では、「昨年、今年と基金会計への積立ができて、京浜同窓会の財政面が健全化してきた。今後も京浜同窓会の活動を活発にしていきたい。来年迎える150周年事業に向けて会員の皆様に寄付をお願いしていきたい。」とのお話しがありました。
来賓の挨拶では、本部同窓会反町会長が、「明治10年の創立から来年で150周年を迎える。記念事業として、生徒が活用している蛟龍館の改修を予定している。蛟龍館は100周年の記念事業で建設され、築50年が経過する。トイレ、シャワーなどの設備や空調に不具合が生じている。高高との定期戦は2連覇し、次は3連覇がかかる。勝てば60年ぶりの快挙となる。頑張っている生徒諸君を卒業生の皆様で支えて頂きたい。150周年事業へのご支援を何卒お願いしたい。」と話されました。
西村校長先生からは、「以前前高教員時代に120周年事業を経験した。30年後に校長として前高に戻ってきたことが感慨深い。蛟龍館は30年前と殆ど変わっていない。生徒は夜まで蛟龍館で勉学に励んでいる。150周年の記念事業でぜひ蛟龍館を整備して頂けたらありがたい。学校の様子では、蛟龍祭を6月に実施した。5月には県の高校総体で前高は総合3位に入った。陸上、弓道、山岳、バドミントン、軟式野球が活躍している。硬式野球部は春季大会でベスト8に進出し、シード校になった。歴史を振り返ると25年周期で甲子園春の選抜大会に出場しているので、来年は期待したい。高高との定期戦は、今年度勝つと3連勝となる。今年はホームで対戦する。」と、学校の近況について資料を配付してのお話しがありました。
続いて、高崎高校東京同窓会長の山越厚志氏、前橋女子高校同窓会東京支部長の石村弘子氏からご挨拶を頂戴した後、総会議事に移りました。始めに令和7年度事業報告、会計報告、会計監査報告がそれぞれ報告され、参加会員全員の拍手で承認されました。決議事項として、幹事長代理髙木俊典氏(S49年卒)から令和8年度事業計画(案)と会計予算(案)が提案され、質疑応答の後、全員の拍手で両議案とも可決承認されました。
総会閉会後、講演会が開催されました。講師は、サンヨー食品株式会社代表取締役社長の井田純一郎氏(S55年卒)が務めました。演題は、『群馬で生まれたサッポロ一番~世界に広がる即席麺』で、世界で躍進を続けるサンヨー食品について興味深いお話しを頂きました。井田家の本家は300年前から続く造り酒屋「井田酒造」で、母方も造り酒屋というルーツ。井田講師の祖父と父が創業者で、祖父の井田文夫氏が業務用酒販店である泉屋酒店を起業、父井田毅氏がサンヨー食品を創業、2代に亘ってベンチャー経営者です。社名の由来は、「太平洋、大西洋、インド洋を股にかける」から来ているそうです。井田講師はお父様の健康上の理由から若くして社長に就任し、グローバルパートナーシップ戦略を推進してこられました。現在世界で年間約1,200億食の即席麺が生産され、即席麺自体がグローバルな商品となっています。国内では、サッポロ一番ブランド業界第3位、グループ会社のエースコック第4位、中国とベトナムではNo1のシェアです。中国最大の食品会社「康師傳」に資本参加し、同社は売上高1兆8千億円を数えます。サンヨー食品の2025年3月期の連結総売上高は1,940億円、経常利益639億円、経常利益率は32.9%と高く、IT企業並みです。
サンヨー食品は、今後グローバル食品である即席麺事業にフォーカスし、現在(2023年)の世界シェア15%を向上させていくために、日本・アメリカ・欧州等の先進国では付加価値重視の戦略、中国・東南アジア・アフリカ・インド等の成長市場である新興国では積極投資戦略を採っていくそうです。
また、同社はゴルフ場経営にも携わり、国内3ヶ所、アメリカ3ヶ所、計6ヶ所のゴルフ場を所有しています。群馬県の名門コース富岡ゴルフ倶楽部は同社の経営です。
井田講師は、現在母校立教大学の客員教授でもあり、受講生300人に年14回の講義を行っています。講義歴は22年に及び、抽選になるほどの人気講義で、受講生の満足度も驚異の100%と大学でも話題の講義になっているようです。
中国進出のきっかけになった中国企業との資本提携の話などは特に引き込まれるほど興味深く、あっと言う間に時間が経ってしまいました。
講演会終了後、アネックスタワー1階「和ビストロいちょう坂」に会場を移し、懇親会が始まりました。今井会長のご挨拶と乾杯の後、各学年テーブルを囲んで賑やかに、楽しく進行しました。中間で本年度本部同窓会総会を担当する平成11年卒齋藤亮太氏と髙橋和之氏が、7月11日の総会に向けた決意と参加を出席者に呼びかけました。令和5年卒現役一橋大生の元前高応援団堀江由伸氏のリードで校歌、凱旋歌を全員で斉唱し、当日最若手の参加者による中締めで楽しい懇親会がお開きとなりました。
多くの会員を擁する京浜同窓会は、異業種フォーラム、ウォーキング会、四季の会など様々な活動を展開しています。今後会員増強にも積極的に取り組んでいくとのお話しもありました。京浜同窓会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
同窓会書記 大橋慶人(S53年卒)

総会での今井会長の挨拶

反町同窓会長の挨拶

西村校長先生の挨拶

高崎高校東京同窓会長山越厚志様

前橋女子高校同窓会東京支部長石村弘子様

講演会講師の井田純一郎氏

懇親会で校歌をリードする元前高応援団堀江由伸氏


